スポーツカーのぬりえは、ぬりえ図鑑で電車に次ぐ人気ジャンルです。27種類が合わせて14,000回以上ダウンロードされていて、とくに冬は、全ジャンルの中でいちばんダウンロードされる時期もあります。
この記事では、実際のダウンロード数にもとづく人気ランキングを紹介します(2026年10月更新)。塗るときのポイントもあわせてまとめました。
1位|フェラーリ
圧倒的な1位。スポーツカーといえばまずこれ、という存在です。
赤で塗る人がほとんどですが、赤1色で塗らないのがコツです。ベースを薄く塗り、下半分だけ重ねて濃くする。ボンネットの上面とドアを走る帯は塗らずに白く残す。この2つだけで、平らな紙が金属の塊に見えてきます。影は黒ではなく紫を使ってください。赤に黒を重ねると濁ります。フェラーリのぬりえを見る
2位|ランボルギーニ
直線的で角ばったデザインが特徴。面がはっきり分かれているので、実は塗りやすい車です。最近1か月だけで見ると、フェラーリをぬいて1位です。
面ごとに濃さを変えてください。上を向いた面は明るく、横を向いた面は少し濃く、下を向いた面はいちばん濃く。面の向きで明るさを変えるだけで、角ばったボディの立体感が出ます。色は黄色や黄緑が定番ですが、好きな色で構いません。ランボルギーニのぬりえを見る
3位|スカイラインGT-R / GT-R
四角いフォルムと、丸いテールランプが目印。
青系で塗るなら、影は濃紺を使ってください。青に黒を重ねると沈みます。テールランプの赤は面積が小さいぶん、強めの筆圧でしっかり発色させると全体が締まります。スカイラインGT-Rのぬりえを見る
4位〜10位
4位|シビック タイプR
大きなリアウイングが目印。本体と違う色にしても不自然になりません。実車でも黒いウイングの設定があります。ウイングは本体から浮いているので、その下に濃い影を入れると、浮いていることが伝わります。シビック タイプRのぬりえを見る
5位|インプレッサWRX
ボンネット中央の空気取り入れ口(ボンネットスクープ)が特徴。穴なので、いちばん濃く塗る場所です。ラリーで活躍した車なので、青に金色のホイールという定番の配色があります。迷ったらこれで。インプレッサWRXのぬりえを見る
6位|86(ハチロク)
丸みのあるボディなので、濃淡のグラデーションが分かりやすい題材です。境目をぼかさずに、3段階くらいに分けて少しずつ濃くしていくのがコツです。86(ハチロク)のぬりえを見る
7位|RX-7
車高が低く平たいので、縦方向の濃淡はほとんどつきません。横方向に、細長い光の帯を1本入れるのが正解です。開閉式のライト(リトラクタブルヘッドライト)が閉じている絵柄なら、そこも1枚の面として塗ります。RX-7のぬりえを見る
8位|スープラ
ボンネットが長く、上面をどれだけ大きく白く残せるかで印象が決まります。屋根から後ろへ流れるラインにそって光の帯を1本通すと、丸みが出ます。スープラのぬりえを見る
9位|ランサーエボリューション
ドアが4つある車をもとにして、ラリーで勝つために作られた車です。塗り絵には、初代から歴代のモデルが並んでいるので、1台ずつ塗って、ウイングやライトの形がどう変わったかを見くらべてください。前の大きな空気取り入れ口は、いちばん濃く塗ると引きしまります。ランサーエボリューションのぬりえを見る
10位|NSX
面の切り替えが多く、面ごとに濃さを変えるだけで立体に見えるという、練習に向いた1台です。隣り合う面を必ず違う濃さにすること。同じ濃さの面が並ぶと、そこだけ平らに見えてしまいます。NSXのぬりえを見る
これから伸びそうな新しい車
最近追加した車の中には、すでに上位と同じくらいダウンロードされているものがあります。
- フェアレディZ|初代から歴代のZがそろう。最近1か月では、全スポーツカーの中で5番目
- S2000|前期型・後期型・タイプS
- スイフトスポーツ|あざやかな黄色(チャンピオンイエロー)が定番
- シビックRS|タイプRとくらべて塗るのもおすすめ
歴代のモデルが並ぶフェアレディZやランサーエボリューションは、古い順に塗っていくと、車のデザインの歴史をたどることになります。
ランキングから見えること
上位3つのうち2つが海外の高級スポーツカー、それ以外は国産車が並びます。電車のランキングが「乗ったことのある車両」中心だったのとは対照的で、憧れの対象として選ばれているのが分かります。
だとすれば、色は自由でいいのです。実車にない色で塗っても、光の入れ方さえ守ればスポーツカーらしく見えます。「色は自由、光は法則」と伝えると、子どもは大胆に塗り始めます。詳しい手順はスポーツカーの塗り方にまとめました。
車体の色は、実車と違っていい
「フェラーリは赤」「ランボルギーニは黄色」と決めてしまう子は多いのですが、実車には何十色も設定があります。
そもそもフェラーリの赤は、かつて国ごとにレースカーの色が決められていた名残です。イタリアが赤、イギリスが濃い緑、フランスが青。この決まりは1960年代までのもので、今は自由です。つまり、緑のフェラーリも青のフェラーリも実在します。
ただし1つだけ守ってほしいのは、白いところを残すことです。色は自由でも、光の当たり方は変えられません。
同じ絵柄を2枚、色違いで
同じ絵柄を2枚印刷して、違う色で塗る。やってみると、明るい色と暗い色では塗り方そのものが変わることに気づきます。黄色い車は影を黄土色で入れないと汚れます。黒い車は、影ではなく白いハイライトで形を出すことになります。2枚並べたときに「黒いほうが難しかった」と本人が言えば、それで十分です。